とらぞうのどらいぶ日記
 GOLDEN号GO! 

Vol.05
〜増富 そばの巻〜


1997年11月 5日(水)

本日のコース
〜小田急線柿生駅〜国立府中IC〜(中央自動車道)〜須玉IC〜県道23号線(増富ラジウムライン)〜林道(クリスタルライン)〜昇仙峡〜県道25号線〜甲府昭和IC〜(中央自動車道)〜国立府中IC〜小田急線柿生駅〜


紅葉を見に行こうよう。 …。 と言うことで、この時期に数人で1泊2日の温泉旅行を計画していたんだけど、休みの調整ができなくて中止になってしまった。 おらは3連休を取っていたのに何もしないのもナンなので、今夏入院したため有休を大分使ってしまって、休めなくなった虚弱体質のジョン・ノレン(以下ノレン)や、辞めた従業員の補充が決まらず休めなくなったKAZZ(今回初登場)と、やっぱり3連休を取ったものの予定がなくなったヒロキの4人で、山梨県にほうとうを食べに行くこととなりました。 GO!

6:00 起床。 頑張ったー! トースト1枚食べて集合場所に向かう。 どらいぶ日記を開設してから、やっと今回のVol.5で晴れてくれた(Vol.2の喜多方後編は復路なので除く)ので心ウキウキ。 7時出発なのに、到着が7時ちょうどになっちゃった。 お待ちど…あれっ? みんな何しとるとよー!?

トホホ その1
誰もいない!
みんなホントに行く気あるンか?
おらはただただ固まって待つのみ。
10分後にヒロキが来た。 あとはKAZZを待つのみ。 KAZZは何と、45分の遅刻。 ダー!!
JR戸塚駅集合の3人がそろったので、7:45 出発!! …でもね。
トホホ その2
おらの愛車GOLDEN号はクーペで、男4人だとリアシートが狭いと不評なので、
セダンのヒロキ号で出発することになりました(前日に決まってたんだけど…)。
…寂しい。
ヒロキは今年の8月に運転免許の更新をして、おらと同じGOLDEN DRIVERになったので、このローレルもGOLDEN号だと自分に言い聞かせて、いざ出発。 でもちょっと寂しい。
前半はヒロキの運転です。 まずはノレンの住む川崎市麻生区柿生へ向かう。

もろ通勤ラッシュにぶつかってしまい、渋滞に巻き込まれてしまった。 毎度のことだけど、ヒロキとKAZZは朝食がまだだというので、途中のコンビニによって食料を買う。 まあ、せっかくの休みですから。 のほほん、のほほん。 しかも…。

トホホ その3
おらんちの近所を通過している時、忘れ物に気がついたので、
家に寄ってもらった。 実に8:45。
7時出発だったのに、おら達っていったい…。
R16、JR横浜線十日市場駅前、東急田園都市線青葉台駅前を通過して、10:00 小田急線柿生駅でノレンを拾う。 多摩ニュータウンを通って、国立府中ICより中央自動車道に入る。 これで一安心。
いつものことだけど、おら達は午前中でつまづくネ。

ひたすら西へ、西へ…いい天気で嬉しー。 でも、太陽が眩しー。 無事に中央高速に乗れたので、具体的に目的地を決める。 ほうとう専門店は、チェーン店の「小作」しか知らないので却下となり(4人とも行ったことあるので)、安易だけど蕎麦を食べることになりました。 ノレンが十数年前食べにいったことがあって、美味しかったらしい。 ほうとうは、また日を改めて出掛けましょう。

11:30 釈迦堂PAで休憩。

須玉ICで中央自動車道を下り、増富ラジウムラインへと向かう。 のどかな田園地帯、紅葉も丁度いい案配だ。 紅葉の中の根古屋神社、紅葉の中の通仙峡、紅葉の中の増富ラジウム温泉街、全て通過。 ヒ、ヒロキ…せっかく知らないところに来たのだから、何処かで止まろうよ。 もう12時を回ったけど、さっき遅い朝食を取ったのであまり腹は減ってないでしょう? 普段は運転したがらないヒロキも、意外と林道で燃えるタイプ?
自分がハンドルを握っているときは、周りの景色には目もくれないで突っ走るおらも、助手席に座っていると結構わがままだったりする。

ってなことで、またちょっとした渓谷を通ったところで休憩。 車を止めて周りをウロウロしていると、「針山登山道」の看板を発見。 何故か、みんなで登ることになった。 距離も所要時間も書いてないのに、大丈夫なのか? 足下を見ると、落ち葉とドングリでいっぱい。 勾配も急で、滑りやすいので注意。 結構キツイ。 息を切らしながらも頂上に到着! 距離は分からないけど、所要時間35分。 山頂の割には木が多くて、景色を堪能するにはちょっと目障りだけど、登った甲斐あって景色がきれいだ。 周りの山々は勿論、温泉街や、遠く八ヶ岳まで見える。 色鮮やかな紅葉が目にしみるー。 でも、日頃の運動不足が身にしみるー。
急勾配の山は下りの方が大変で、滑りやすいのでスリルがある。 下りも登りと同じ35分。 運動もしたし、腹が減ったところで出発。 ヒロキは軽い登山でへばってしまったのか、おらと運転を交代。 いくぜっ!! もう13:45。

さらに奥へ奥へと進み、14:00 有井館に到着。 目の前に瑞牆(みずがき)山が見える。 先日出掛けた群馬の妙義山みたいに、岩がゴツゴツしている。 でも、妙義山が男性的ならば、瑞牆山はソフトで女性的です。
有井館は昭和初期オープンの旅館なんだけど、そこで出される手打ちそばが有名になって、20年くらい前から昼間だけそば屋を営業するようになったそうです。 14時30分閉店なので、ぎりぎりセーフ。 始めにお茶と野沢菜が出る。 もりそば\700。
そば粉は100%地元産で、つなぎを使っていないので結構歯ごたえがある。 近所のそば屋の2〜3倍あるんじゃないかと思うほど、そばが太い。 おらが感激したのは、そばつゆって普通甘めなのに、有井館のつゆは甘くなくて、だしが利いてる。 だしといえば、鰹節、昆布、煮干し…。 こんな山奥で山の物は勿論、海の物が味わえるなんて、有名な店だけのことはある。 それにしても、そばって奥が深いです。 KAZZは腹も減っていたんだろうけど、感激してお代わりした。
美味しくいただきました。 山梨だけあって、来た甲斐があった。 …。

閉店時間をちょっと過ぎた14:35 来た道をちょっと戻って昇仙峡に行くため、木賊峠経由でクリスタルラインに向かう。 水晶の鉱山を結ぶ林道だから「クリスタルライン」って言うのでしょうか?フツーの林道です。 所々車がすれ違えない狭い箇所や、ミラーのないカーブもあってちょっとビビるけど、景色もいいし、結構穴場かも。
ただ、左カーブ(相手から見ると右カーブ)の時に、車線を乗り越えて来た対向車とぶつかりそうになったのが2回もあった。 今回、自分の車だったらもっとスピードを出していて事故っていたかもしれないので、慣れないヒロキ号で良かった。 安全運転しましょう。 先の見えないカーブで、対向車が来るかもしれないという、想像力のないドライバーは林道乗り入れ禁止!

15:50 昇仙峡到着。 紅葉の覚円峰は見応えあると思ったのだけど、針山登山がキツかったせいか誰も歩きたがらないので、ロープウェイに乗ることになった。 頂上駅はパノラマ台と書いてあるだけで、山の正式名称が分からず可哀想。 でも、そこからの眺めはとってもGOOD! 北側は荒川ダムに、能泉湖。 南側は南アルプス。 残念ながら富士山は雲の影で見えなかった。 さっきの瑞牆山や昇仙峡は花崗岩がゴロゴロしているとゆーか、地面から飛び出しているとゆーか、圧倒的な景色で目を楽しませてくれます。 パノラマ台から稜線でくっついてる弥三郎岳は、ほとんど岩の塊が直立しているだけなので、高所恐怖症の人にはキツイかも。 途中、砂岩が風化して砂浜のようになっていて、白砂青松が楽しめる!! 16:40 日没で金色の太陽。 面白い風景です。
パノラマ台を下りて、ドライブインでお土産を買っていたら、周りはもう真っ暗!! 17:20出発。

ひたすら南下して、甲府昭和ICから中央自動車道に入る。 途中、やっぱり釈迦堂PAで休憩。 19:00 談合坂SAで夕飯を取る。 誰も談合してないのに、みんなほうとうを注文(\1,029)。 あれれ?ヒロキだけ違う。 ヒロキはカボチャが苦手なんだと。

20:15 国立府中ICで中央自動車道を下り、20:45 小田急線柿生駅でノレンを降ろす。 21:45 到着。 帰りは余計なことをしないので、早い早い。 今回もデニーズで一服&精算。

家に着いたのが前回と同じ23:00。 奇遇ですな。
あー、楽しかった。 じゃあまたね。


経費
国立府中IC〜須玉IC(中央自動車道)\3,450
甲府昭和IC〜国立府中IC(中央自動車道) \3,000
昇仙峡ロープウェイ往復乗車券\920
ガソリン代\3,841
合計
\11,211
 
本日の走行距離:約400q


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